Mark Fry / Dreaming With Alice

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1972年発表のマーク・フライの1stアルバムです。彼はイギリス人のシンガー・ソングライターですが、本作はイタリアのレーベルから発表されました。内容は、フォークギター弾き語り中心の、素朴で牧歌的なアシッド・フォークで、ベースやパーカッション、曲によってはフルートやシタールなんかも入っています。“Song For Wild”や“Roses For Columbus”などとろけそうなアシッドフォークナンバーから、鋭いシタールの早弾きソロが炸裂する“The Witch”や途中からインプロっぽくなる“Mandolin man”、テープの逆回転による“Rethorb I'm No Hcram”など、なかなかサイケな曲も入ってて、結構おもしろいです。また、アルバム表題曲の“Dreaming With Alice”が8バージョンも収録されていますが、これは1分にも満たない小曲で、曲と曲の間を繋ぐかたちで入っています。

このマーク・フライという人、画家だそうで(彼の絵もなかなか素敵です。ちょっと浜口陽三みたいな感じがする)、本作制作当時は10代だったというのだから驚きです。その後、長い間シーンから姿を消していましたが、2008年に36年ぶりの新作を発表し、去年にも3作目のアルバムを発表したそうです(小生はどちらも未聴です・・・)。

メランコリックで優しく暖かい本作は、まさに英国人らしいアシッド・フォークと言えると思います。



満足度:
  ★★★★★



“Song For Wild”




“The Witch”




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